香料会社って何をしてるの?

業界分析

香料会社という存在をご存知でしょうか?

就職活動、社会人生活で初めて知る方がほとんどでしょう。世間の認知度は非常に低いと思います。

「香料会社?香水作ってるの?」



いえいえ、それだけじゃないんです!!

そんな謎に包まれた香料の正体を解き明かしていきましょう。

 

香料が使われている商品

香料は、日常の至るところに使われていて、私たちの生活に彩りを与えてくれています。

例えば、食料品や日用品です。食べもの、飲みもの、シャンプー、柔軟剤、歯磨き粉、さらにはタバコにも香料が使用されています。香水はその中のほんの一部です。



そして、日本における香料の売上トップは食料品用の香料なんです。

 

海外では、香水文化が根付いているので、日用品用の香料の売上も大きいようです。海外の柔軟剤はニオイが強烈だと感じることもあるでしょう。

 

つまり、香料には香水以外にもさまざまな用途があり、多くの香料会社は食料品や日用品に使う香料を作っています。



有名な香料会社

日本の売上トップ3は、高砂香料工業、長谷川香料、小川香料です。いずれも食品用の香料の売上が半分以上を占めています。

 

世界の売上トップ3は、ジボダン(スイス)、フィルメニッヒ(スイス)、IFF(アメリカ)です。香水文化も根付いている欧米が強いです。香料の聖地であるフランスのグラース地方から香料会社が発展したことを考えると自然なことでしょう。

 

ちなみに、高砂香料工業、長谷川香料は世界の香料売上トップ10にランクインしています。香料業界は、日本企業も大いに活躍しているのです。

 

 

香料の呼び名フレーバーとフレグランス

香料は、使用用途によって二種類に分類されています。使い分けられると香り博士への第一歩ですね!

 

フレーバー(flavor)

口に入れる商品に使う香料をフレーバーと呼びます。食料品に使う香料はもちろんフレーバーです。他には、タバコと歯磨き粉に使う香料もフレーバーに分類されます。

 

フレグランス(fragrance)

口には入れない商品に使う香料をフレグランスと呼びます。フレーバー以外のシャンプー、香水などの日用品がフレグランスに分類されます。

 

フレーバーとフレグランスに分ける理由

消費者の安全を守るために分類されています。食べると害がある成分、皮膚につくと害がある成分などがあります。食べては駄目なのか?触れては駄目なのか?これらで線引きされています。だから、口に入れるタバコや歯磨き粉がフレーバーに分類されるのです。



香料って安全なの?

食料品や日用品の中には、無香料という表示があるのを見たことがありますか?一見、香料は無い方が良くて、香料は悪者のような印象を受けます。しかし、香料の安全性は法律によって厳密に守られています。上記のフレーバーとフレグランスの分類のように、ルールもさまざまです。

 

フレーバーはほとんどの場合、食品から見つかった成分から構成されます。しかも、香料を使って食品を美味しくするには、過剰量入ることはあり得ません。

 

砂糖や塩は適量ならば美味しいですが、多過ぎると美味しくなくなりますよね。香料にも同じことが言えます。多過ぎると美味しくないので、使用量は自ずと制限されるのです。

 

  • 法律で使用できる成分が決まっている。
  • 食品・天然物から見つかった成分で構成される。
  • 食品・天然物に含まれる量から逸脱することはない。

このことから、フレーバーが安全であることが保証されています。フレグランスも基本的には同じ理屈から安全性が担保されています。

 

まとめ

謎に包まれた香料会社の謎、少しは知っていただけましたでしょうか?違った視点で商品を覗いてみるのも面白いかもしれませんね!

コメント

タイトルとURLをコピーしました