日常に潜む香気成分 ラクトンは女の子の香り!?

香りの雑学

香気成分は最大分子量300程度の低分子有機化合物です。

数百数千と種類のある香気成分の中でも、有名な成分をご紹介します。

日常にも潜んでいる成分なので、注意して嗅いでみてください!

バニリン vanillin

名前から想像できるように、バニラ様の甘い香りがします。バニラの主要香気成分です。バニラアイスの甘い香りはバニリン由来です。チョコレート、プリンなどの製菓食品にも使われる香気成分です。

実は、牛の糞にもバニリンが含まれています。牛の糞からバニリンを抽出した、という研究成果がイグノーベル賞を受賞しました。臭いものから良い香りがみつかるなんて、なんともクレイジーですよね。

ラクトン lactone

ミルクのような甘い香りやピーチのようなフルーティな香りがします。ラクトン自体はさまざまな食品に含まれています。乳製品、ピーチ、マンゴー、牛肉などなど、あらゆる食品で大活躍する香気成分です。

近年、世間を騒がせているのがこのラクトンです。
なんと、若い女性の香りはラクトン由来だということが分かりました。ロート製薬が発見しました。
若い女性の香りになる!味わうことができる!ということで、ボディーソープが爆売れしているそうです!

参照 ロート製薬HP

フラネオール、マルトール furaneol, maltol

甘いカラメルのような香りがします。パンを焼いた時、クッキーを焼いた時に強く感じる香りは、フラネオールやマルトールが起因しています。

糖とアミノ酸がメイラード反応を起こすことでできる香気成分で、食品を焼いた時にできる香気成分と認識されています。

フラネオールに関しては、別名ストロベリーフラノンとも呼ばれます。これは、いちごに特徴的な香気成分だからです。いちご狩りをして手に残った香りを嗅いでみてください。甘くカラメルのような香りがすれば、それはフラネオールです!

ピラジン、ピリジン pyrazine, pyridine

土臭く焦げたような香りがします。フラネオールやマルトールと同じで、食品を加熱した時にできる香気成分です。コーヒーやチョコレートに特徴的な香気成分です。深煎りのコーヒーはピラジンやピリジンの香りがプンプンしてます。

リナロール linalool

ラベンダーのようなフローラルな香りです。花、はちみつ、紅茶などに含まれています。リナロールが含まれる食品からも分かるように、華やかで上品な印象を受けます。クラフトビールやサードウェーブコーヒーなどでも、感じる香りです。

グアイヤコール guaiacol

薬や病院のような香りがします。フェノール骨格を持っており、医薬品の香りの印象が強いです。食品では、コーヒー、チョコレート、バニラなどに含まれています。

グアイヤコールは、バニリンと構造が似ています。したがって、バニリンを合成するための原料としても使用されています。

まとめ

代表的な香気成分でさえ、ここではまとめきれないくらい数あります。

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